2009年02月07日
乱伐と間伐

荘川町のそば処 式部の庵さんのお箸と箸袋です

お店のこだわりで、国産材の割りばしとご自分でデザインやロゴを考えられた箸袋を使われていらっしゃいます
国産材の割りばしは、やはり品が良くてなにより使いやすいですよね

国産材の箸は間伐材(山の状態を良くするため間引きして大きくなる前に切る木)や家などを建てる時、製材をしますが、
その木端を利用してつくられます。
飛騨は四方を山に囲まれ、昔から代々その家の『山』を守って来られたお宅が多いと思います。
しかし、近年山を守るための手入れには時間と大変な労力がかかり
その割には木が成長しても収入は昔と比べると大変少なくなっているようです。
このような状態では『山』の手入れをすることはだんだん難しくなり
荒れた山が増え自然災害も増えてくるのではないでしょうか?
飛騨ではまだ見られませんが、そんな状態の環境を守るため
レジ袋を5円で購入するように国産材の割りばしを、5円とか10円でお客様に購入していただき
その一部を森林保護のために使う試みが実際にあるようです。
外国産の木を乱伐するより、日本の、飛騨の木を間伐し守って行けたらイイナと願っています。
代々受け継がれた飛騨の山々や自然環境が荒れること、変わることなく次の世代に引き継がれること願っています。
Posted by ふとんのせんたくや アドバンス飛騨 at 00:14│Comments(0)
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